あけぼの方向幕レプリカ制作のための「夢」ストーリー
小坂鉄道をこよなく愛する人々が紡ぐ「あけぼの」方向幕レプリカ制作のための「夢」ストーリー
☆本当に、あったかもしれない?あったらいいな!☆
昭和4Ⅹ年、新鉱床発見で活況を呈する小坂鉱山と小坂町。鉱石や生産物の貨物輸送量が120万トンを超えると共に、小坂町と大都市圏の人的往来も増加していた。
当時すでに、上野駅と秋田駅及び青森駅を結ぶ、東北・奥羽本線経由の寝台特急「あけぼの」が運行されていたが、小坂駅に直通する寝台特急の開設が熱望されていた。
そこで国鉄は、昭和5Ⅹ年10月の全国ダイヤ改正を機会に、小坂鉄道への乗り入れを決め、小坂行きの寝台特急「あけぼの」を増発した。運行経路は、東北・奥羽本線に増発列車を設定する余裕がなかったことから、上野駅から高崎・上越線、羽越・奥羽本線を経由する運行を行った。
列車は、A寝台車を連結した24系寝台客車・9両編成で、小坂鉄道線内はDD130形が重連で牽引した。
(※架空の列車です)