保存車両図鑑

小坂鉄道などで活躍した主な車両

キハ2101

キハ2101

キハ2101
 昭和37年(1962)、小坂線の改軌完成に伴い、ディーゼルカーが使用されることになり、製造されました。その後、多くの町民、観光客らの足として活躍。昭和63年(1988)に他の車輌がワンマンカー用として改造運行される中、「キハ2101」は無改造のまま引退し、平成6年(1994)の旅客列車廃止ののち、町が小坂製錬(株)から譲り受け、小坂町立総合博物館郷土館に展示保存となりました。その後、小坂鉄道レールパークに移設されました。
 令和8年(2026)、老朽化した外観をクラウドファンディングにより塗装修復、展示しています。
 キハ2100形の特徴として、出入口にステップがなく、床面がプラットホームと同じ高さであったこと、ロングシートとボックスシートを組み合わせた座席配置、室内灯に蛍光灯が使用されていた点などが挙げられます。いずれも当時の地方私鉄の普通列車の装備としては珍しく、デラックスな車両であったといえます。

(構造の概要)
1.機  関 振興造機製 DMH17H形ディーゼルエンジン 180ps/1,500rpm
2.重  量 31.8t(空車時)
3.最大寸法 長20,100㎜×幅2,860㎜×高3,675㎜
4.製造所名 日本車輌株式会社蕨(わらび)工場
5.製造月日 昭和37年4月
6.形  式 キハ2100形【キハの「キ」はディーゼル車(気動車)を、「ハ」は普通車であることを表す記号】

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