保存車両図鑑

 

小坂鉄道で活躍した主な車両

小坂鉄道で活躍した主な車両
 
DD131・DD132・DD133ディーゼル機関車

 このディーゼル機関車は、新黒鉱鉱床の発見などによる鉱山鉄道としての輸送力の増強を目的として、同和鉱業株式会社の発注により新造されたものです。

 主に国鉄で使用されたDD13形式とほぼ同型ですが、一般的なDD13は入換え運転用に運転台が横向き一カ所であるのに対して、小坂鉄道のDD130形式は、本線で運転されるため正面向きの運転台が前後に設けられています。また、硫酸を積んだタンク車など多くの貨車を引き急勾配を駆け上る必要があることから、先頭の機関車の運転士が後ろの機関車を制御することができる重連総括制御の機能を持っています。

 1両に2基搭載された排気量31,000㏄の大きなエンジン音を響かせながら、長大なタンク車の列を牽引するDD130形機関車三重連の勇姿が人気を集め、多くの鉄道ファンを魅了しました。しかし、平成20年(2008)4月の小坂鉄道営業休止、そして翌平成21年4月の廃止とともに、40年以上にも及ぶ使命を終えました。

 平成23年(2011)5月、町では旧小坂駅のレールパーク化をめざしてディーゼル機関車の整備を開始し、再びエンジン音を響かせることに成功。ここに動態保存されています。

 平成26年(2014)6月からは、小坂鉄道レールパークで行われるディーゼル機関車運転体験の主役としても活躍しています。

 
(構造の概要)
1.機  関 振興造機製ディーゼルエンジン DMF31SB型 過給器付き 500ps/1,500rpm
2.重  量 55t(運転整備時)、53t(空車時)
3.最大寸法 長13,600㎜×幅2,865㎜×高3,850㎜
4.製造所名 汽車製造会社(後に川崎重工と合併)
5.製造月日 DD131・DD132 昭和42年11月、DD133 昭和43年8月
6.形  式 DD130形【DDの最初の「D」はディーゼル機関車を、次の「D」は動輪を4つ備えていることを表す記号】
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